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@「カウンセリングを薦めるとき」に注意していただきたいこと

Aご家族の方「大切な人との悩み」に向き合うために


@カウンセリングを薦めるときに注意していただきたいこと

ご家族やご友人、身近にいる大切な方が
悩んでいたり、落ち込んでいるように見えるときや、

理解に苦しむ行動をしていて
一緒にいる人にとって負担になり、問題があるときなど、

その関係が近いほど、どうしても
「このままではいけない」と感じてしまうものです。



「助けてあげたい」「何とかしたい」という気持ちは
身近な存在である家族や、大切な人だからこそ生まれる切実な想いです。


ですが
「身近な方にカウンセリングを受けてもらう」
その行為自体が、少し難しいことを、
まず、ご理解いただければと思います。


Arriveでは、自分以外の方、「ご家族やご友人にカウンセリング受けてもらうこと」に、関するご相談には、基本的に、相手にカウンセリングのこと(HPなど)を「紹介する」ことまでを、ご提案させていただいています。



近くにいるからこそ、気をつけていただきたいこと

身近な方に「カウンセリング受けるように薦めること」は
決して悪いことではありませんし、
少しでも楽になっていただくために、カウンセリングは存在しています。


しかし、薦められた側、当事者にとっては
「今の自分のことを否定された」
「このままではいけないと、追い込まれた」

そんな風に、受け取ってしまうことがあります。


これは、カウンセリングを薦めた方に
まったく相手を非難する気持ちがなかったとしても、
心から心配していても起こりうることです。



本来、思いやりであるはずの気持ちであっても、
相手にうまく伝わらないことがあるのです。



お互いの気持ちを大切にするために

「問題となっている方」と身近に接しているご家族の方は、
もちろん、つらい思いをしているはずです。


しかし、
悩みや問題の原因とされている当事者本人も、また、
心に苦しい気持ちがあることに、変わりないはずです。

そして、
心の奥底にある「このままではいけない」という気持ちが
強ければ、強いほど、
「抱えている苦しみ」は大きくなってしまうものです。



「なぜ、きちんと話し合うことをしないのだろう?」
「この状況を続けることに、何の意味があるのだろうか?」
「もっと前向きに改善しようとすればいいのに・・・」
まわりの立場からは、そんな風に感じられるかもしれません。


そう考えている気持ちの中に、
相手を否定するつもりがなくても
また心から助けてあげたくて、そう思ったとしても

悩みの渦中で、どうしても余裕を持てない当事者の方は、
疎外感や、見放されたような感じを受けてしまうことがあります。


それなのに私たちは、どうしても、
それぞれの立場から、
自分の目線を中心に、物事を考えてしまう
傾向があります。

相手に気持ちが伝わらず、関係が行き詰まっているとき
お互いの感情がかみ合わず、すれ違っている状態なのです。


どちらかが、歩み寄ることをしなければ、
本来は思いやりであるはずの気持ちが伝わらず、
報われないばかりか
お互いの関係が、さらに悪化することにもなってしまいます。



身近にいる方が、まず、できること

「問題となっている当事者の方」が、
まわりからは、
「どうしても受け入れられない行為」を続けてしまうとき

その当事者の方、本人にとっても
「うまく表現できない何か」が、心の奥にあり、
それを、どうしても抑えきれず
受け入れられることの難しい「偏ったやり方」を通じて訴えている

そんな風に捉えることで、見えてくるものがあります。



問題を起こし、
まわりに迷惑をかけてしまう状況の、その渦中で、
他人を傷つけている人は、無意識に、自分自身も傷つけているのです。



たとえ、それが、
どんなに筋の通らない、周囲からは理解できないことであっても
「その行動をさせる何か」が、根っこにある限り、
問題となっている当事者の方も、
「なぜ、自分がそうしてしまうのか」を見失ったまま、
いくら続けても満たされない「そのやり方」を手放すことができないのです。


相手のことを「すべて理解すること」は、不可能かもしれません。


それでも
「理解しよう」「受け入れよう」という気持ちを持ち続けること
できるはずです。


満たされず、苦しんでいる方にとって、
「どんな自分でも理解しようとしてくれる人がいる」
そう思えることは、
「見失っていた本当の気持ち」を思い出すきっかけとなります。



人は誰にでも、自分で判断し、自分の幸せを選択する力があるはずです。

そんな「自分の内側にある力」を、最大限に引き出す方法。それは、
自分自身が自分のことを「信じること」
そして、大切な人から「信じてもらうこと」ではないでしょうか。




Aご家族の方「大切な人との悩み」に向き合うために

もし、大切な方の力になろうとしている、あなた自身が
身近な方の症状、ご家族に関することでのつらい状況の中で

悩みや問題に取り組むことに疲れてしまった
どうしたら良いのか、わからなくなってしまった
信じることすら、つらくなってしまった
 そんな時には


まず、
「自分のこと」に、意識を向けて
自分を癒してあげることを、優先する必要があります。



誰にでも、未来に希望が持てなくなったり、
すべてを投げ出したくなるぐらい、落ち込むときはあるはずです。


「自分に余裕がなく、相手を受け入れられない」
そんな精神状態のときには、どうしても、
人の話を聞いたり、他人の考えを受け入れることが、できないものです。



だからこそ、
あなたの置かれている状況を整理するために、
そして、大切な方との関係を見つめ直すためにも
まず、自分自身との繋がりを持つことが先決です。



その上で、あらためて
自分に問いかけてください。

「自分が、これからどうしたいのか」
「目の前の問題に対して、どうかかわっていきたいのか」

あなたは、「自分を見つめ直すこと」で、
これからどうしたいのか
「自分の答え」を見つけることは、できるはずです。



人が変えることができるのは、自分自身だけ

心から相手を理解しよう、受け入れようと思うのなら、
まず、自分自身が本心に繋がり、受け入れている必要があります。


家族や、まわりの人の問題を、まるで
「自分の役割」や「課題」のように解決しようとしたり、

あなたにとって、問題と見える当事者の方が
問題と向き合う準備ができていないにもかかわらず、
「何とかしなくてはいけない」という思いが強くなってしまうとき、


「何が許せないのか」
「どうして認められないのか」
「なぜ受け入れたくないのか」
問題だと感じる、あなたにとって
「自分の中で何が起きているのか」を、見つめることが、
問題や悩みから抜け出すきっかけになるのです。



ご家族やご友人についての問題は、見方を変えれば
「悩みと感じている人」がいるから「問題として成り立つ」とも、
捉えることができます。



目の前の「相手のこと」が、どうしても受け入れられないとき、
私たちは、
自分の中の「許せないもの」を、無意識に遠ざけようとして
相手の限られた側面だけを見てしまっているのです。



まわりの人、身近にいる方に対して
「それだけは、やめてほしい」「どうしても許せない」
と感じていること

それは、
自分が自分自身に「認めていないこと」「してはいけないこと」です。
だからこそ、どうしても、
問題の原因となる人や、その人がつくりだす状況を受け入れられないのです。



「受け入れられない」のは、なぜか

身近な存在である家族や友人の
「許されない行為」を目にしたくない

そして、自分の中にある
「絶対に譲れない価値観」を守りたい

そんな気持ちが
「問題となっている当事者を変えること」として
かみ合ってしまっているとき、
どうしても、苦しい状況を生み出す悪循環から抜け出すことが
難しくなってしまいます。



どんなに身近な人、友人、家族であっても、
相手を強制して無理やり行動させることは、できないはずです。


あなたが、自分の意思を尊重して生きる権利があるように、
相手もまた、自分の意思で生きる権利があります。



それが、問題や悩みと「どのように向き合うのか」であっても、
それは「当事者が決めること」に、変わりないはずです。



人と人との関係の中で、生まれるもの

身近な方との関係の中で生まれるストレスは
もっと「良い関係を築きたい」「わかりあいたい」という願いが根底にあるからこそ
感じるのではないでしょうか。


そんな気持ちを無視するかのように、
「自分の正しさを証明すること」に、意識が向きすぎてしまうと
相手との距離が離れるばかりでなく、
自分自身が「心の奥で望んでいたもの」まで、見失ってしまいます。



「どうしても気持ちが通じ合わない」
そんな、苦しい状況から抜け出すために、
「お互いを尊重した関係」の中でできる、最大限のこと、それは、
あなたの「本心を、素直に伝えること」なのかもしれません。


「もっと、わかり合いたい」
「これ以上、無理をしてほしくない」
「待っていてあげたい」

あなたが、大切な人と
どんな関係を築きたいのか、これからどうしていきたいのか、

あなたの中にある心からの言葉を、相手に伝えてあげること


また、ときには、
相手を心から信じているからこそ、ただ見守る
そんな選択肢も、あるかもしれません。



大切な人との関係は、
問題や悩みを引き起こす原因にもなりますが

「自分が何を求めているのか」を見つめ直し、
お互いの関係を成長させてくれる、きっかけにもなるはずです。



あなたの内側にある
「なぜ、つらい状況を解決したいと感じているのか」
「その中で、本当に求めているのは何か」
問題を通して見つかる「本当の気持ち」に気づいていくこと


お互いの関係に変化が生まれ、
相手の方が安心してくれたり、
少しでも希望を持つことになってくれたのなら


それが、
「深いところで求めていた信頼関係」に繋がる
つらい状況から抜け出すための一歩になってくれるはずです。



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